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「ダイソーのアクリル絵の具って、100円で本当に使えるの?すぐに色が褪せたり
しない?」
など、そんな不安をお持ちではありませんか?
実は、プロ顔負けの発色をする色と、正直使いにくい色がはっきり分かれるのです。
この記事では、実際に色を塗って発色などを検証します。
色見本も沢山作りましたので、購入前に安心してご検討いただけます。
普段からプロ用のアクリル絵の具を使っている私が、忖度なしで徹底検証しました!
是非最後までご覧ください!
・メタリック色は超優秀!絶対に買い。
・基本色はパステルカラーを作るのにも最適。
・「白」だけはひび割れしやすいのでメーカー製がおすすめ。
目次
ダイソーのアクリル絵の具を使う前に!知っておきたい基本と準備
アクリル絵の具の特性は?
アクリル絵の具は、水やメディウムで薄めて水彩画のように描いたり、
あまり水で薄めずに絵の具をたっぷり付けて油絵のようなタッチを出したり、
色々な表現が出来ます。
なにより嬉しいのは、乾燥が早く、また乾くと耐水性となり、
耐久性が高くなるという点です。
その便利な特性から、
学校や家庭で、アートはもちろんDIYや模型の塗装やリメイクなど
幅広く使われるようになりました。
アクリル画 準備
必要な画材
まず必要な物。最初からすべての道具を一から揃えるとなると
かなりの負担になってしまいますよね。
そこで、ちょっとやってみたい初心者の強い味方 DAISOダイソー!
写真はダイソーで揃えられる画材の一部です。
・アクリル絵の具
・紙製パレット
・キャンバスや画用紙
・筆
・水入れ
・ペインティングナイフ…あれば混色がしやすい
・マスキングテープ…必要に応じて
など
※ダイソーで揃えられる画材についてはこちらの記事で解説しています。ご覧ください
ほとんどの画材は水彩絵の具で使った物や、代用できる物がありますが、
絵の具だけは、アクリル絵の具を新しく買わなければなりません。
アクリル絵の具の価格
プロ用のアクリル絵の具を揃えようとすると、かなり高価です。
例えば、
リキテックスの アクリル絵具 (レギュラータイプ マース ブラック )20ml 1本¥454~¥684 等
リキテックスの アクリル絵具 スクールカラー ソフトタイプ 13色セット 各10ml ¥1,882~¥2,649 等
(調査時の価格なので変動はありますが、目安に)
それが、ダイソーなら
1本30mlも入って バラ売り(100円・税別)されているので、
必要な色だけを買うことができます。
イベントなど短期で使う場合や、本格的に揃える前の“お試し”にピッタリです!

ダイソーのアクリル絵の具の種類

ダイソーのアクリル絵の具の種類一覧
基本色
白・黄・オレンジ・赤・茶・焦茶・ピンク・緑・ダークグリーン・ライトブルー・青・黒
メタリック色
メタリックゴールドカラー・メタリックシルバーカラー
グリッター入り
グリッタークリスタル・グリッターゴールドカラー・グリッターイエロー・グリッターブルー・グリッターシルバーカラー・グリッターレッド
※蛍光色はありません。
店舗にも公式ネットストアにも色が全て揃っているわけではありません。店舗によって品揃えが違います。欲しい色があるとは限りません。
ダイソーの公式ホームページから、DAISOのアプリをダウンロードすると、行きたい店舗の在庫状況や、在庫の有る店舗を事前に検索することが出来るので便利!
(アプリのアイコンイメージ画像です。背景が茶色で申し訳ありません。壁紙の色で…)
ダイソーのアクリル絵の具の色見本一覧
ダイソーの絵の具だけで、丸型キャンバスに描いてみました
基本色の色見本一覧
白い画用紙に塗る
左から順に、赤・ピンク・オレンジ・黄・白
左から順に、茶・緑・ダークグリーン・ライトブルー・青
まず、基本色をダイソーの画用紙に絵の具を出して、
水をわずかに湿らせた筆で伸ばしました。

あまり水を付けると水彩画のように薄まってしまいます。
しっかり塗りたい場合は、僅かな水で滑らかに塗れます。
色味は水彩絵の具よりしっかりしていて、青は深い青で、緑は鮮やかに感じます。
分厚く塗った白やピンクは後にひび割れしていました!
長期保存するには心配があります。
(他に黒と焦茶が販売されていますが、入手出来ず申し訳ありません。入手出来次第、追加します)
【検証】色画用紙に塗る
下地が色付きの場合どうでしょう。ダイソーの色画用紙(黒・赤)に塗ってみました。
透けた感じや重ね塗りした感じが見えるでしょうか。
透けないようにしたい場合は、乾いてから重ね塗りを繰り返してください。
あるいは、白を塗って乾燥させてから、色を塗ると発色が良くなります。
(右下はメタリックシルバーカラーとメタリックゴールドカラー)
メタリック色とグリッター入(特殊色)の色見本一覧
メタリックシルバーカラー・メタリックゴールドカラー
これはどちらも思ったよりもしっかりとした色と輝きで、スゴイと思いました!
グリッタークリスタル・グリッターイエロー・グリッターブルー・グリッターレッド・グリッターゴールドカラー
左から順に、グリッターゴールドカラー・グリッターブルー・グリッターレッド・グリッターイエロー・グリッタークリスタル
拡大写真
グリッタークリスタル・グリッターイエロー
グリッターレッド・グリッターブルー
(グリッターブルー)グリッターゴールドカラー
(グリッターシルバーカラーは入手出来ませんでした)
【検証】グリッター入りの乾燥後の様子
①絵の具の色は、かなり透明で薄いです。
②塗った時はたっぷりあった厚みも、乾燥後に厚みはありません。
③触るとグリッターが散ります。
乾燥後に重ね塗りをするか、定着スプレーなどで定着させると良いでしょう。
④紙だと裏に染みます。(写真は画用紙の裏面)
【検証】他の色に重ね塗り
①塗りムラがあると下地が透けて見えます。
②グリッター入りは、ほぼグリッター(ラメ)だけが残って見える感じで、
絵の具部分はほとんど見えません。
色の上に重ねる場合は、入っているグリッターの色で選んだ方が良さそうです。
【実験】混色して作れる色を徹底検証
ダイソーには限られた色しかありませんので、欲しい色は混色します。
試しにどのような感じになるのか、混色してみました。
あまり多色を混ぜると汚くなるので、二色の混色です。
パレットナイフで混ぜてから、そのままナイフで塗りました。
【検証①】黄色と混色
青と黄色を混ぜても、思ったようなキレイな緑にはなりませんでした。
混色する時の青はかなり濃く濁る感じがします。(検証④で別途実験します)
が、これはこれで深い色味なので、使い道はあります。
他の色は自然色で気に入っています。
【検証②】違う組み合わせの混色と重ね塗り
パステルカラーはキレイだと思います。
ただ、紫色を作るには、青と赤で水彩絵の具のようにはいかず、
青をほんの少しにするか、
ライトブルーを使う方がイメージに近かったのかもしれません。
(検証⑤で別途実験します)
【検証③】重ね塗りについて
赤・青・黄を重ね塗りしてみましたが、
濃い色の上に薄い色を乗せると透けてしまいました。
乾燥後、たっぷりと重ね塗りをすればだいぶ透けなくなります。
少し手間がかかりますが、
濃い色の乾燥後、白を塗り、
また白の乾燥後に、薄い色を重ねる方法もあります。
【検証④】黄色と青できれいな緑は作れるのか?
先ほどの実験では、きれいな緑にならなかったので、
色の割合を段階的に変えて検証。
更に、白を混ぜてパステルカラーにもしてみました。
手順と方法
①実験なので画用紙に直接絵の具を出します。パレットは使いません。
②黄色と青の量を段階的に変えて、更に白を二か所に置きます。
③ペインティングナイフで二色を混ぜて、二段目に塗ります。(結果A)
④白を一つ混ぜたものを三段目に塗ります。(結果B)
⑤更に一場下の白を混ぜてみます。(結果C)
⑥混色過程(パレット代わりの部分)を除き、混色の結果
検証の結果(黄色と青できれいな緑は作れるのか?)
どれも色はくすんでいて、鮮やかではありませんでした。
パステルカラーにすると綺麗でした。
鮮やかではありませんので、原色の緑は作れません。
必要な方は緑は購入してください。
ただ、鮮やかでない分、自然色で良い色味だと思います。
使い道はあると思います!
【検証⑤】赤と青できれいな紫は作れるのか?
先ほどの実験では、欲しいイメージの紫にならなかったので、
色の割合を段階的に変えて検証。
更に、白を混ぜてパステルカラーにもしてみました。
手順と方法
①実験なので画用紙に直接絵の具を出します。パレットは使いません。
②赤と青の量を段階的に変えて、更に白を二か所に置きます。
③ペインティングナイフで二色を混ぜて、二段目に塗ります。(結果A)
④白を一つ混ぜたものを三段目に塗ります。(結果B)
⑤更に一場下の白を混ぜてみます。(結果C)
⑥混色過程(パレット代わりの部分)を除き、混色の結果
検証の結果(赤と青できれいな紫は作れるのか?)
なんとかイメージに近い紫が作れそうです。
こちらもパステルカラーにすると綺麗でした。
ほんの少し(隠し味のように)白を混ぜると、見やすい紫になりそうです。
混色楽しい!

個人的には、パステルカラーが綺麗で好きです。
また、メタリックシルバーカラーとメタリックゴールドカラーも
日本画の琳派のような雰囲気が出て面白そうだと思いました。
【参考】他社(プロ用)の基本色と蛍光色の色見本
プロ用(リキテックス) 色見本
同じ色でも沢山あるので、黄色系・赤系・青系を出してみました。
プロ用は、透明・半透明・不透明があり、裏面にその旨が記載されています。
顔料の割合が高いので、安定してキレイな発色と耐久性が高いです。
蛍光色・特殊色の色見本
蛍光色(イエロー・オレンジ・ピンク・ブルー・レッド)と特殊色(ゴールド)

ブルーは、あまり“蛍光色”には見えませんでした。
他の色の発色はとてもキレイです。
【まとめ】ダイソーのアクリル絵の具の色と 発色検証の結論
いかがでしたか?
ダイソーではとても安価に入手出来ますが、色の種類は限られています。
作りにくい(混色しにくい)色は購入しましょう。
①基本色はパステルカラーを作るのにも最適ですし、
②特にメタリック色は超優秀です!
何しろ安いので、趣味やDIYなど手軽に挑戦できる魅力があります。
初心者や一時的な作品制作には十分活用できると思います。
③本格的な作品を作るなら、
せめて『白』だけはメーカー製を使いましょう。
一番使い勝手のある白は、混色や重ね塗りになど多用します。
その際、発色の違いや、ひび割れなどの耐久性、耐色性に影響があるからです。
ダイソーのアクリル絵の具は耐久性にリスクがあるので、販売用には向きませんが、
【結論】練習用や子どもの工作ならダイソーで間違いなし!
上手に活用して、アートライフを楽しみましょう!!










